「遙かなる時空の中で7 」総評
こんばんは。前回「来月までできない〜」と言っておきながら、やる事前倒しに終わらせて翌日には購入していました、遙か7。
面白すぎて秒で周回して八葉ルート終わりました!大団円はまた時間のある時に手をつけたいと思っておりますが、本当に満足度の高い作品だったので、とり急ぎ超簡単にシステム中心に感想をまとめました。発売直後の作品ですので、今回はネタバレなしでお送りします。
まずは良かった点。
- シナリオも重厚で、キャラクターの内面に寄り添っていて、殆どの人で一回は泣いていた気がします。
- 分量も共通5章+分岐3〜4章で、分岐後は個別にかなり違う展開なので飽きずに楽しめました。
- 自分が戦国時代に詳しくないのでなんとも言えないですが、歴史的な部分も特に矛盾なく上手に世界観に溶け込んでいたと思いました。むしろ、歴史を変えようとして怨霊に邪魔されたり、逆に怨霊を倒したお陰で敗将が助かったりして面白かったです。
- モノローグや五月兄さんの言葉で何回も「俺たちの世界とどこまで同じか分からない」「二つの世界の歴史はどこまで同じ道を辿るのだろう」とか、私たちの戦国の歴史と、この世界は違う「異世界」なんですよ、っていう点を口酸っぱく伝えている点がすごく良かったです。戦国武将をモチーフにしている以上、分かっていても無意識に重ねて見てしまうし、予防線はしつこいくらいが丁度いいと思いました。わたしも遙か5の時、沖田くんが新撰組抜けた時、分かってても幼心に「本気?!」って思ったもん…
- グラフィック詳しくないので上手く言えないんですが幸村のラストとか、他にも「え?!これ遙かのスチル?!」っていうようないつもとタッチが違うものがいくつかあって、もう涙が止まらないくらい美しかったです。
ここから先は個人的にイマイチだった点です。
- 好感度とレベルを引き継がなかった所
よく考えたら上書き設定の話でもないので当たり前なんだけど、周回してチート神子でボコる快感が味わえないのは泣いたし、引き継げる前提で育成してたのでしぶかったですね。
参考までに
引き継げるもの……好感度アイテム、育成アイテム
引き継げないもの……神子・八葉Lv、必殺技、明王・四神、好感度、キャラ同士の親密度、キャラ必殺技
となっていました。また、必要最低限だけ戦って、一周でだいたい神子Lv40、八葉Lv30前後になりました。ラスボス戦闘も特に困らなかったけれど、レベマ99に設定してある意味………
2周目以降は戦闘スキップあるので2周で終わらせるのが1番効率的だと思います。
- 戦闘システム系がやっぱりイマイチ
特に、今回キャラの立場上、八葉が円陣に揃わない事が多くて、何ならラスボス戦も2〜3人だけだったりするのに、相克全く無視した敵ばかりな時もあるのはどうなの??と思いました。
あと、基本3倍速でプレイしたのですが、四神や明王札技の口上が途中で切れちゃうのはちょっと嫌でしたね。
最後に、キャラクターとシナリオに関してですが、個人的にはちょっとでも涙腺に自信のない方は真田幸村は後に回す事をオススメします。
わたしは幸村を最初にプレイしてしまったせいで、次の時に幸村が映るたびに「ウッ…幸村…っ」状態になって大変でした。
話の核心に触れたいけど……という方には天野五月がオススメです。
ちなみに、わたしは真田幸村→佐々木大和→天野五月→黒田長政→宮本武蔵→阿国→柳生宗矩→直江兼続の順でプレイして推しキャラは阿国さんと兼続さんでした!!
これからまた別にネタバレ有りのキャラクター別の感想もまた出したいと思っておりますが、いかんせん亀更新なので、きっとわたしが全員描き終わる頃には世間の波は過ぎてるでしょうね……
ではまた!